ビハインド/銀神
テレビに出ているアイドルが、普段はどんな生活を送っているかなど、本当のところ誰も知らない。
だからなのか、人々はそれを暴こうと躍起になり、人気があればある程にマスコミのエサとなる。
しかし、神楽はそんな事を何一つ怖いとは思っていないようで、上半身に何も身に付けずに万事屋の主である銀時に跪いていた。
「無駄な抵抗はやめろヨ、銀ちゃん」
いや、正確には膝を付いているだけで、むしろ主従関係で言えば神楽が主人で銀時が従者であった。
「バカ! お前、やめろって!」
窓際の椅子に銀時は縛り付けられていた。上半身はスーツ姿で下半身を露出して座らされていて、既に固く反り立ったモノを神楽の小振りな胸に擦り付けられていた。
逃げ出そうと思えば逃げられる程の縄の縛り方。
甘いんだよ。
銀時は額に汗を滲ませながら、椅子へと固定された体で神楽の相手をしていた。
「ホラ、こうやって……ン……乳首と擦ったら……」
神楽は熱い肉棒を自分の胸の尖端に擦り付けると、紅い頬で銀時を上目遣いで見つめた。
その瞳が思ったよりも余裕がなく見え、銀時はそんな神楽に薄ら笑いを浮かべた。
「……神楽、随分とだらしねぇ顔だなオイ」
見れば神楽の口元は緩み、その半開きになった唇からツーっと涎が垂れていた。
それが神楽の乳首と銀時の欲の塊との間に流れ落ち、ニチャニチャと卑猥な音を立てていた。
「銀ちゃん、舐めて欲しいアルカ?」
神楽は息を吸って吐いてと短い間隔で繰り返し、とても苦しそうであった。
銀時はそんな神楽が一刻も早くソレを口へと突っ込みたがっている事を知っていた。だが、欲しがるのは今じゃないと、銀時は歯を零して笑顔を携えていた。
「何? いつからしゃぶるの好きになったの? 嫌いだったんじゃねぇのかよ?」
すると、神楽は赤い顔のまま怒ったような表情をすると、銀時の肉棒を手でしごいた。
その急な動きに、思わず銀時の腰が引けた。
「なんダヨ! そんな事言うなら、やらないアル!」
すっかりと上手くなった神楽の手つきは、奥の方から無理やりに鬱憤を吐き出させるかのようで、銀時はその感覚にゾクゾクと体を震わせた。
「あっ、嘘、ごめん! 銀さんが悪かった!」
銀時は直ぐに前言撤回すると、態度を改めた。神楽に舐められたいし、溜まっているものを吐き出したいのだ。
そんな銀時の思いを汲み取ったのか、神楽は照れ臭そうに笑うと、銀時の顔を見ながら小さな舌を口から覗かせた。
「これ?」
そう尋ねたように聞こえて、銀時は嗚呼と頷いた。
神楽は銀時の亀頭にそっと顔を寄せると、灼けそうに熱い舌で銀時のモノを舐め上げたのだった。
「うっ……」
思わず声が出た。
一日中、ずっと銀時は我慢していたのだ。そのせいか堪らなく気持ちが良かった。
今日は昼から駅前のCDショップでHDZ48握手会の予定があったのだが、それが銀時を苦しめたのだった。
遡ること数時間前――
フリフリとした衣装を身につけた神楽は、CDショップまで移動中の車内で隣に座る銀時と握手の練習をしていた。
「だーかーら、お前それだと客の骨が折れんだろ! 手腫らしてどーすんだ! アイドルなら股間を腫ら――」
神楽は銀時に拳をぶつけると、腕を組んで目を閉じた。
「なんで好きでもない男と、体を繋がなきゃ駄目アルカ。私、そんなビッチじゃないネ」
殴られて頬を押さえている銀時は、痛みに顔を歪めていたが、神楽のその言葉が理解出来ないワケではなかった。
体を繋ぐのは好きな男だけ。
その神楽の貞操観念に銀時はやや感動すると、神楽の肩を抱いて耳打ちをした。
「なら、銀さんと体を繋ぎながら握手会……」
やはり殴られると、銀時は頭を掻きながら真面目に言った。
「じゃあ、何? お前は愛する俺の前で堂々と繋がるってんだな? いいよ、いいよ! そのアイドル根性。それでこそお前はHDZ48のハナクソ担当だ」
それを聞いた神楽はもう呆れて何も言えないのか、軽く頭を振ると一言も言い返しはしなかった。
銀時はそんな神楽のアイドルとしてのやる気を感じると、無事に握手会が終わる事を祈るのだった。
「ありがとうきびウンこ!」
神楽は満面の営業スマイルで次々に表れる客相手に握手をしていた。
心配していた神楽の馬鹿力だったが、誰も腕は折られず、むしろ客は泣いて喜んでいた。しかし、神楽の背後に立っている銀時はそれどころでは無いのであった。
「ありがとうきびウンこ!」
そう言って神楽が丁寧に前屈みになる度に、フリフリとした短いスカート越しに突き出る尻が、銀時の股間を刺激していた。
初めは気にしていなかった銀時だったが、段々と神楽がわざとやっている事に気が付いた。
何のつもりだよ!
そうは思っても、イベント中はさすがに喧嘩出来ないと銀時はただ棒立ちで耐えるのであった。
だが、神楽は容赦ない。
さりげなく銀時のモノをズボンの上から片手で撫でると、平然と客と握手をやってのけた。
「す、すみませんん! 大ちゃん好きだよって言って下さい!」
客のそんな無理にも珍しく笑顔で答える。
「大ちゃん、死んでヨ!」
銀時はそうやってニコニコと握手をしている神楽に、次第に腹が立って来た。
片手間に股間を弄られ、こちらには見向きもしない。本来ならば、その笑顔は自分だけに向いているものであるのだ。金になるとは言え、神楽が笑顔で頑張っている姿を見ているのはどこか面白くなかった。
銀時はムシャクシャするのか、お辞儀する度にこちらへと突き出される神楽の尻を鷲塚んだ。
「ありが……きゃっ!」
神楽は突然の事で驚いたらしく、可愛らしい声を上げると、直ぐに犯人をきつく睨み付けた。
「あ? なんダヨ。 ホラ、待ってんだろ? お客様が」
神楽が殴りかかって来るかと思ったが、神楽も銀時を触っていた事が後ろめたかったのか、大人しく握手を続けたのだった。
銀時はそれを良い事に神楽のスカートの中に手を突っ込み、直接尻を触った。
柔らかく、小振りな丸み。
銀時は自分も前屈みになると、神楽に重なってお辞儀をした。
「何やってるアルカ! 離れろヨ!」
「いやいやいや、礼から始まり礼に終わるって言うだろ」
神楽は銀時をキッと睨み付けると、肘で銀時の体を押した。
だが、銀時は諦めなかった。
神楽の下着越しに股間を擦り付けた。
挑発したのはそっちだろ?
そう言わんばかりの銀時の視線に、神楽はまた前を向くと客と握手をした。
銀時はその間も神楽の尻を堪能すると、時折神楽の下着の縁に指を突っ込んだ。その度に神楽の動きが止まり、銀時はどこか満たされた気分であった。
しかし、神楽も負けていなかった。
銀時のモノをズボンからこっそり取り出してしまうと、神楽は太ももで挟んだのだった。白く柔らかい肉に埋もれる感覚が、銀時の下腹部へと一気に熱を集めさせた。
「お、おい! 待て!」
焦った銀時だったが、神楽は聞く耳を持たない。
仕方なく銀時はゆっくり腰を引くと、神楽のフワフワのスカートの中で既に自分が涎を垂らしている事に気が付いた。
銀時は我ながら、なんて軟弱なんだと情けなくなった。
今すぐにでも神楽の白いパンツの隙間から簡単に中へと挿し込めるのだが、やはり場所が場所だと諦めるしかなかった。何よりも客じゃなく、自分が股間を腫らしている事に、どこか惨めな気持ちになった。
どうせ突っ込んだところで、蹴られて終わる。
それならば、家に帰るまでどうにか我慢しようと思うのであった。
なのにだ!
それなのに、神楽は銀時を家に着いても焦らし続けた。
スーツ姿の銀時を椅子に縛り付けると、神楽はフワフワのスカートから伸びる脚で銀時を攻めたのだった。
黒いニーハイソックスを脱ぐこともなく、右足を使って股間を摩る。
銀時は初めこそこめかみに青筋を浮かべていたものの、次第にその額には汗が滲むのであった。
スグにでも抱けると思っていたのは誤算であり、思いの外、神楽は銀時をお仕置きしたかったようだ。
“本当は客の男達と握手なんてしたくなかった”
神楽のこの態度は、そんな心の内を表しているかようであった。
「銀ちゃん、足でされて何喜んでるアルカ? 気持ち悪いアル」
「あ? だったら、やめろ!」
銀時はそう叫びはしたが、これも一つのいわゆるゲームだと、神楽が次にどんな行動に出るのか嬉々として待っていた。
早く挿れたい思いは相変わらずあるが、そこに辿り着くまでの過程も愉しみたいと胸を高鳴らせていた。
神楽は銀時の固くなったものを足の裏で擦り付けながら、フワフワのスカートから白い下着をちらつかせている。
銀時はそれに目を細めると、軽く首を捻った。
「お前さ、もう少し色気あるやつなかったのかよ」
神楽は頬を軽く膨らませると、銀時の股間から足を下ろした。
そして、パンツを脱ぎ捨てると、再度銀時の股間を足で摩った。
「これなら文句ないアルカ?」
銀時は鼻で笑うと、軽く俯いた。
「ちょっと待てって。銀さんをこれ以上ギンギンさんにさせてどーすんの? スーツのズボン張り裂けんだろ?」
神楽はチラチラとスカートの中を覗かせながら、足の動きを止めなかった。
「文句じゃなくて、銀ちゃんがちゃんと欲しいって言うまで挿れさせないアル」
神楽は相当、今日の握手会が嫌だったらしく、しばらく銀時を解放しそうにはなかった。
仕方ない。
銀時は緩い縄に縛り付けられながら、神楽の好きなように体を弄らせた。これで気が済むなら、安上がりなのだ。
神楽はそんな事も知らずに、銀時のギンギンさんをようやく外の世界へ出してやると、おもむろに上半身の服を脱いだ。
見慣れているとは言え、銀時はドキリとした。
まだ日の落ち切っていない部屋で、白い綺麗な乳房が目の前に晒されているのだ。それもアイドルの少女のものが。
世の男が舐めて、噛んで、吸って、汚したいと願う少女の無垢な白い胸が。
神楽の形の良い小振りな胸はツンと上を向き、桜色の乳首が可愛らしく膨れていた。
銀時はそれをベタベタに汚してやりたいと思ったが、まだ出してはダメだと堪えた。
神楽は銀時の肉棒を右手で握ると、その熱さと固さに瞬きを数回した。
「今日はなんでこんな感じアルカ?」
少し驚いているのか、神楽はまじましと眺めていた。
その視線がくすぐったくて、銀時は思わず目を閉じた。
「何見てんだよ! 今日は中以外に出す気はねぇからな!」
そんな中出し宣言にも神楽はふぅんと言った空返事で、目の前でそそり立つ銀時の男根に夢中であった。
「銀ちゃん、もう何か先っちょから出てるアルヨ」
神楽はそう言うと、亀頭の割れ目から溢れ出ている汁を人差し指でつついた。ヌルッと滑って、敏感さが更に増す。
そのせいで、銀時の固い肉棒が反応を見せる。
「苦しいアルカ?」
そう尋ねた神楽はどこか嬉しそうで、そんな神楽の女王様ぶりに益々汗が滲んだ。
「これに耐えられたら、私の中に挿れても良いヨ」
神楽はそう言って銀時の固く熱い欲の塊を自分の胸へと――
やめろ! 出ちまう!
銀時は抵抗を見せはしたが、神楽の心地よい強制に涎を垂らして従うのだった。
神楽の濡れた舌が亀頭をペロリと舐めた。
そして、一気にじゅぶじゅぶとその小さな口に頬張った。
熱い口腔内と、柔らかな感触。その刺激に出てしまいそうになりながらも銀時は耐えた。
とは言っても腰はヘコヘコと情けなく上下し、神楽の唇をめくれ上がらせる程に欲望は膨れていた。
ここで精子をぶちまけてしまえば、セックスはお預けだ。
銀時は自分の股間に顔を埋めて、頬の形を変えている神楽に止めろと言った。
「か、かぐらァ。ヤバい、射精る! ちょっと待て!」
神楽はヌチャっと粘着質な汁を口から垂らしながら顔を上げた。
「もう、遅いアル。何か出てるヨ? このヌルヌルしたのなにアルカ?」
神楽はそう言って再び、自分の胸に銀時のものを押し当てると、先ほどよりも滑りの良くなったソレに甘い声を上げた。
「ンっ……擦れるの……気持ち良いアル……」
神楽のぷっくりと立っている乳首が銀時のものを刺激する。だが、その刺激よりも、自分のものを使って快感を得ている神楽の表情が銀時を欲情させた。
ぶち込みたい。
もう頭の中も、どこもかしかもそんな考えで埋まっていた。
神楽が泣いても怒っても、とりあえず何でも良いから、今は腰を振ってしまいたかった。
「神楽、もう無理」
銀時は息を弾ませ、何とか言葉を吐き出した。しかし、神楽はまだ駄目だと、銀時の肉棒を好きなように弄っている。
どうする?
銀時は既に縄がいつでも取れる状態で、神楽の中に突っ込む事は容易であった。自分がそうしたいと思えば、達成出来るだけの準備は整っているのだ。あとはもう、運任せのようなものだ。神楽の体が濡れていて、殴られさえしなければ押し入る事は可能であった。
「銀ちゃん……出して良いんダヨ……ほら、もう苦しいって」
神楽は銀時のモノを手で擦りながら、そんな事を言って誘った。
銀時は危うく出してしまいそうになったが、そうはいかない。今出てしまえば、今日はもうそれで終いなのだ。
銀時は歯を食いしばると、グッと耐えた。耐えて、耐えて、いよいよ気が遠退きそうになった時に神楽が言った。
「触って、銀ちゃん」
銀時は焦点を神楽に定めると、目の前の光景に喉が鳴った。
スカートを捲り上げた神楽が、今にも泣き出しそうな顔で銀時を見下ろしていたのだ。
“私を汚して”と。
銀時はすっかり縄の解けた手で雑に神楽の下腹部を触ると、既に太ももにまで体液が垂れ流れている事を知った。
「何だよ、これ。お前、乳首だけでこんな濡れたワケ? すげぇエロいわ」
銀時は椅子から立ち上がると、神楽の背をこちらに向けさせ、机へと手をつかせた。そして、こっちを向いた小振りな尻に目を細めた。
ずっと握手会中に見ていた白い尻。それを今は叩きながら、激しく突いてやりたいのだ。
銀時は神楽にろくに愛撫もせず、神楽の濡れきった割れ目に肉棒を突っ込んだ。
「待ってヨ、ぎんちゃ……いやあっ!」
神楽は挿れただけで、脚をピンと伸ばして体を反らせた。そして、奥の方へ飲み込もうと激しく膣が痙攣する。
銀時は無理やりに腰を動かすと、全てを持っていかれそうな感覚に耐える為に神楽の細い腰を掴んだ。
すると、神楽は爪先立ちをし、自ら腰を銀時へと打ち付けてきた。
目の前でフワフワのスカートが揺れて、結合部が見え隠れする。
それが銀時の想定外で非常にいやらしく、いつものペースよりずっと早く腰を動かした。
興奮が普段の比ではない。
それは何のせいなのか。相手がアイドルだからなのか。
そんな事を考えられる余裕など、今の銀時には最早無かった。
「あぁ、ヤバい。ホント、もうイク」
銀時はそう言うと、神楽の乳房を背後から鷲掴み、神楽の体の奥深くで発射したのだった。
「いやあっ! お腹熱いアル! なんで中出しアルカッ!」
神楽は声を震わせながらそう言うも、まだ固く脈打つ銀時のモノを離しはしなかった。
もっとくれと言わんばかりに、締まっている。
銀時は溜まりに溜まった精液を神楽に搾り取られると、ようやく呼吸を整えた。
「だからさっき言っただろ、中以外に出す気はねぇって」
銀時は軽く腰を引き、カリを使って神楽の中から白濁液を掻き出すと、再度男根を根元までズブズブと突っ込んだ。
「ま、まだちょっと、待って……」
休憩する間も無く、神楽の体はまた熱く燃え上がる。
銀時の衰え知らずの肉棒が、神楽の奥を激しく掻き乱す。
「死んじゃうアルっ」
銀時は神楽の背後から唇を奪うと、その言葉すら奪ってしまった。
神楽の舌を自分の舌で擦ると、くぐもった動物の啼き声のような音が響く。それが更に銀時を欲情させた。
銀時は唇を離すと、あまりの暑さに着ていたスーツのジャケットを脱いだ。
そして、神楽の尻を叩きながら腰を大きく動かした。
「な、何やって!」
神楽の焦った顔がこちらへと向く。
さすがにこれはキレられそうだと、銀時は神楽の体を横に向かせると、片脚を抱え上げて深く繋がった。
「繋がってるの丸見えアル」
神楽が恍惚の表情で銀時を見ており、そのとろけてしまいそうな顔に銀時は再び発射しそうになった。
このまま腰を動かし続けていれば、あっという間に果ててしまうだろう。
銀時は一度神楽から男根を抜いてしまうと、神楽を机の上へ仰向けに寝させた。そして、口づけをしながら奥へと入ると、ゆっくり腰を動かした。
すると神楽の膣がキュウキュウと締め付け、さすがに銀時は参ってしまった。
「神楽、あんまりやるな」
「何がネ?」
神楽は無意識でやっているのか、銀時の言葉に不思議そうな顔をした。
それを見た銀時はもう良いと、神楽の額に唇を付けると急に激しく神楽を突いた。
神楽の体は仰け反り、腰が浮いた。そのせいで更に奥までくっ付いた体は、もう二度と離れる事はなさそうであった。
その一体感に酔いしれて、銀時は無我夢中で擦り付けた。
次第に神楽の淫らな声が大きくなり、結合部からはグチャグチャと卑猥な音が聞こえる。
そうしている内に神楽は絶頂を迎えたのか、意味の無い言葉を喘ぎながら潮を噴いた。銀時の体にしがみ付き、何度も体を震わせて。
銀時もそろそろ終わりを迎えようと、セーブしていた気持ちを解放した。そして神楽の腰をしっかり掴むと、入れて出してと繰り返した。
「銀ちゃんっ、いっぱい頂戴ッ」
神楽の甘い声が銀時を求める。
そんなものに体を熱くさせると、銀時は汗を滴らせながら腰を打ち付けた。
「……あ、イク」
自分だけの可愛い神楽。
そんな存在に銀時は、たっぷりと精液を注ぎ込んでやったのだった。
膣内からコポコポと溢れ出る程に。
日がだいぶ落ち、暗くなり始める空の色。
明かりをまだつけていない万事屋の暗い室内で、銀時は神楽をソファーの上で抱き締めていた。
「もう、だいぶ稼いだし、お前そろそろ普通の女の子に戻りたくねぇの?」
胸の中にいる神楽の頭を撫でながら銀時は言った。
すると神楽はその胸に子猫のように頬を寄せると、柔らかい表情で答えた。
「どっちでも良いアル。私は万事屋の神楽が本業ネ。歌って踊れる万事屋アル」
そう言って神楽は幸せそうに目を閉じた。
2014/02/28
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