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神楽と沖田がヤッてるところを山崎か新八が実況


チェリーボーイ/沖神3Z(リクエスト)※新八の語りでお送りします。

 

 3Zの教室の前。廊下で僕はドアに張り付き、中の様子を窺っていた。どうして僕がこうなったのか。元々はただ忘れ物を取りに来ただけだったんだ。それなのに教室に入ることすら許されない状況で……それもこれも全てあの二人のせいだ。沖田さんと神楽ちゃん。まさかあの二人が……

「誰か来るかもしれないダロ」

「来たって無視すりゃ問題ねえ」

 いやいやいや。問題大アリだろ!

 だってあんたら……教室で……それも僕の机の上で……

「はむっ、ちゅる……んっ、」

 なんてエロいキスしてんだよォオオ!

 しかも、なんでその席なんだ! 何十とある机の中からどうしてそこを選んだ! 僕が……童貞の僕が……日々悶々と勉強する学び舎の机でお前ら、なんてことしてんだ! 恥を知れッ!

 そう言って出て行こうとも思うけど……あー、今は無理だ。机に座る神楽ちゃんに沖田さんがキスしながらおっぱいを……おっぱいを揉んでるゥゥ!?

 あいつら、なんてことを学校でやってんだよ! まさか……このまま行くとAVでしか観たことのないディープなプロレスを始めるんじゃ……思わずノドがゴクリと鳴った。そんな僕の期待を裏切ることなく、沖田さんの手が神楽ちゃんの制服の中へ滑り込んだ。

「……!?」

 沖田さんの顔が驚いている。まさか神楽ちゃん――――

「てめー、ブラジャー着けてねーのかよ」

 ま、まさかのノーブラ! という事は今日のお昼、僕の隣でパンを食べてた時も? 下半身が思わずふっくらとした。

「……上だけじゃないネ」

 その言葉にくの字になった僕と対照的に冷静な沖田さんの顔が見える。

「なら、見せろ」

 神楽ちゃんは文句一つ言わずに僕の机の上でスカートをまくるとM字に足を開いた。

「なんでィ。てめー、もう濡れてんじゃねーか」

 僕からは見えない神楽ちゃんのアソコは濡れてるらしく、沖田さんは直接触っているようだ。すると神楽ちゃんの声に変化が生まれた。

「お前だって……あっ、もうッ……んふっ」

 イヤらしい。なんかすごい吐息交じりでエロいんですけどォオオ! 一体、沖田さんは何をしたんだ? 僕からは見えないけど、何かとんでもなくエロいことをしてるのは分かった。やっぱり今度、長谷川さんから無修正のを借りることにしよう。

「あっ、あんッ、んんッ、まっ、待てヨ、あんっ……」

 聞いたことのない神楽ちゃんのアヘ声だ。グチョグチョとよく分からない音まで聞こえて来る。それが僕の下半身をふっくらどころでは済ませない。本能的に股間に響き、僕の生殖機能を揺さぶった。

「指入れただけで、もうイっちまいそうなのかよ」

「……気持ちいアル」

 神楽ちゃんはそう言ってしばらく可愛い声で鳴いていると突然、咆哮のような激しい声をあげた。

「ダメ! ダメアル! それ、いぐっ、イっちゃぁあああッ!」

 すると体をビクンビクンと激しく震わせ、プシャーっと言う音と共に動かなくなった。沖田さんはと言うとぐったりした神楽ちゃんを僕の机の上で仰向けにし、ズボンのファスナーを開けて腹につく程に起き上がった沖田さんを取り出した。

 いやいやいやいや! それはダメだろ! そもそもここ学校。更に言えば、そこは僕の席だぞコラ! でも、今の僕にはもう出て行く勇気なんて微塵もなかった。ただバッキバキになっている新八……いや、新九が悲しそうに先走り汁を垂らしているだけだ。せめて供養してやろうと僕も沖田さんと同じようにファスナーを開けて、新九を取り出した。

「ゴム、ないアルカ?」

 神楽ちゃんがようやくマトモに話すと、沖田さんはハァとため息を吐いた。

「外に出すから問題ねーだろ」

「はァ! お前、赤ちゃん出来たらどうするつもり……」

 しかし、そこで沖田さんは神楽ちゃんの言葉を遮るようにキスをした。

「いつも言ってんだろ。責任なら取ってやらァ」

 満更でもないような表情を浮かべた神楽ちゃんは、来てと言わんばかりに沖田さんへ両手を広げた。それを受けて沖田さんも神楽ちゃんにナマのまま挿入すると――――二人は僕の机の上で一つに重なった。

 チクショー! なんで……こっちがこんなに……申し訳ない気分になるんだよ! お前らのせいで……僕は大事な放課後を……

「動かっ……ダメ! 動くなヨ!」

 突然、神楽ちゃんが言った。

「なんでィ? 急に」

 だが、沖田さんは神楽ちゃんの顔を見て何かに気付いたらしい。

「……あー、そういう事か」

 そして、ニヤリと歯を見せ、何かを探るようにゆっくりと大きくグラインドした。

「ッ! だっ、駄目アル!」 

 神楽ちゃんが涙声で言葉を溢す。そして、苦しいのか身体を捩っては浅い呼吸を繰り返した。それでも沖田さんは逃してはくれない。ガッチリ細い腰を掴まれてしまったんじゃ、いくら神楽ちゃんでも逃げることはきっと不可能だ。

「お願い……動くナ……」

「余裕ねーな。まだ始まってもないだろーが」

 沖田さんは神楽ちゃんを労ることなく腰を強く打ち付けると、神楽ちゃんの身体が大きく仰け反り、つま先がピーンと伸びた。

「擦れっ、あっ、あっ、イくアル! やめっ、て……いっぢゃうアルッッ!」

 神楽ちゃんはここが学校だという事も忘れたかのように喘ぎ声を響かせると、沖田さんに突かれて絶頂を迎えてしまった。そのタイミングで僕も頭が真っ白になると、ビュルビュルと先っぽから子種汁が止まらなかった。教室のドアが妊娠してしまう程に盛大に射精した。

「……勝手に逝って許されると思ってんのか」

 僕の右手に休む間を与えることなく、沖田さんが神楽ちゃんを激しく突き始めた。

「ごめんアルッ……何でも言う事聞くからっ、激しくするナッ!」

 いつもは強気な神楽ちゃんなのに沖田さんのちん◯一つでこんなにも従順になるとは……そんな事を考えたせいか、僕のちん◯がメキメキと復活し始めた。

「なら、言ってみろ。どこが気持ち良いか」

 神楽ちゃんのイヤらしい汁のせいか、ジュブジュブと卑猥な音が聞こえてくる。沖田さんに攻められてひどく興奮してるらしい。

「うっ、ウゥッ……あひッ……」

 神楽ちゃんは突かれる度にビクッと身体を跳ねさせ、快感に酔いしれているようだ。時折、卑猥な言葉を口にし、興奮は最高潮に達しているようだ。

「もっとぉ……もっとパコパコしてヨ……」

 あんな淫らで大胆な神楽ちゃんなんて……神楽ちゃんなんて……最高過ぎるだろォオオ!

 僕の右手もヒートアップして僕自身を攻め立てた。

「だからどこが……良いって? 言えねーってなら、分かってんだろーな」

「い、いやッ!」

 神楽ちゃんは首を左右に激しく振るも、沖田さんは容赦なくお仕置きした。神楽ちゃんの制服をまくり、真っ白い小振りなおっぱいを晒してしまうと、強く乳首を摘んだ。

「いっ、いっぢゃうアルッッ!」

「だらしねー……」

 神楽ちゃんは身体をビクンビクン震わせると、舌を出しながら絶頂を迎えたようだった。だが、沖田さんもそろそろ限界なのか神楽ちゃんのか腰を掴むと目を閉じ、ピストンを繰り返していた。

「てめー……一人で……勝手に……」

「次は一緒アル……」

 そうして二人はキスすると――――――僕の中の虚しさは膨れ上がり、教室のドアを妊娠させる程に吐き出した精液にむせび泣いた。一人で……それも他人の性交渉を見ながら……一体僕は何をしてるんだろう……しかし、中の二人はそんな僕などつゆ知らず、激しく求め合っている。

「好きアルッ、総悟っ、好きネ」

 僕はそっと新七をズボンの中へしまうと、その場を後にした。そう。まごう事なき《賢者タイム》だ。お陰でこのまま職員室へ出向き「あのー、3Zの教室に不審者が……」そう言ってしまいたい衝動に駆られている。でも、まぁ良いか。次、もし僕の机の上であんな事をおっぱじめたら、交ぜてもらったら良いんだ。それで僕もドアじゃなく女の子を妊娠させるくらい大量に出してやるんだ。スペルマ達を――――――

 


 

「うわっ、何あるかコレ! キモいアル!」

 事を済ませた神楽が廊下へ出ようとドアを開けたのだが、そのドアはガビガビになりながらとんでもないニオイを放っていた。

「なんか、こんな童貞臭いことする奴なんて一人しか思い浮かばんアル」

 

 翌日、新八は理事長室に呼び出されていた。

「新八、なんで呼び出されたか分かってるだろうね」

 理事長であるお登勢の言葉に新八は鼻水を垂らしながら白目を剥いていた。

「……い、いやぁ、あの」

「このドア! 一体いくらすると思ってるんだい!」

 そう言って目の前に出されたのは昨日、ひとときを共に過ごした3Zのドアであった。

「新八、私はね、何も弁償しろって言ってるわけじゃないんだ」

 するとお登勢は何を思ったのか突然、理事長室のドアに鍵を掛けた。

「お前がそんなに追い詰められてたとはね……私がひと肌脱いでやろうじゃないか」

 気色の悪い声でそんな事を言ったババアに新八はガタガタと震えていた。

「やめっ、ヤメろ! ババア、ヤメろォオオ!」

 新八は二度と他人のセックスは覗かないと強く胸に誓うのだった。

 

2016/06/19