2015 Request
原作の設定と年齢
両片想い沖神
神楽が沖田の自慰行為を目撃してしまう
イメージ色は赤、花は彼岸花
R18

アルカロイドラヴ/沖神(リクエスト)


 女人禁制――――――神楽はそう書かれた貼り紙の前で腕組をして立っていた。

「にょにんきんせい……言いづらいアルナ」

 だが、その言いづらさが気になって貼り紙を見ているわけではない。何故女性が入ってはいけないのか。その意味を考えているのだ。場所は江戸を護る真選組屯所。その門をくぐった先にある、私室へ通じる廊下であった。

《これより先、女人禁制》

 この何の変哲もない廊下。謎の結界が張られているとでも言うのか。神楽は目の前に手をかざしてみるも、特に異変はなく、それならば足を踏み入れても問題ないだろう(バレなければ……)そう思っていたのだ。

 今日、神楽が屯所へ来た理由。それは非常にはっきりとしたものであった。沖田総悟に会いに来たのだ。と言っても神楽は『違う!』と己の心を否定する。会いたいなどと思ったわけではなく、ただ最近公園でサボってる姿を見ないものだから、腹でも冷やして寝込んでるんじゃないかと、からかってやる目的で来たのだ。決して心配だからとか、看病してやろうなどとは思っていない。神楽は少しも沖田を心配していない素振りを自分の心に見せつけると、沖田の私室があると思われる廊下を進んで行った。誰かに……特に鬼の副長に見つかれば厄介だと、神楽は息を潜めて静かに廊下を歩いた。そして、沖田の部屋と思われる襖の前に辿り着くと、何と声を掛けようかと悩むのだった。

『オッス!』なんて気軽に挨拶するのが良いのか、それともここはしおらしく『最近どうしてたネ』なんて聞く方が良いのか。でも、それだと気持ち悪いなんてはっきり言われてしまうのではないかと、神楽は急に不安になった。そもそも今日は部屋に居るのだろうか? 神楽はそれすらも知らずにここまで来たのだが、来てしまった以上何もせずに帰るのは躊躇われた。それならば軽く部屋を覗いて、沖田がいなければ大人しく万事屋へ帰ろうと思った。

 神楽は廊下にしゃがみ込むと襖にゆっくり手を掛けた。そして、唾を飲み込むと音を出来るだけ立てないよう静かに襖を開けたのだった。

 片目分だけの隙間。そこから部屋を見回すもやけに薄暗く湿っぽい。実際に他人の部屋を覗いているのだから十分にイケナイコトなのだが、それ以上の背徳感に包まれた。途端に神楽の額に汗が滲み、取り込む空気が冷たいものに感じた。この部屋は敷地の奥にあり、随分と静かなのだが、耳を澄ませば何かを擦るような不思議な音が聞こえてくるのだ。神楽は目を凝らしてよく見てみた。するとぼんやりと誰かが座っていることに気がついた。こちらに背を向けて胡座をかいているようなのだが顔は見えず、沖田であるかどうかは判断がつかない。しかし、沖田でなければ誰だという話だ。神楽は何か確証があるわけではなかったが、絶対にあの後ろ姿は沖田のものだと決めつけていた。隊服姿なのだから勤務時間だと思われるのだが……一体、薄暗い部屋で何をしているのか。それを知ろうと神楽は奇妙な音に聞き耳を立てた。

『ニチャニチャ……ニチャニチャ……』

 粘液性の何かを擦るような、聞き慣れない音である。そして、気づく。沖田の呼吸が荒いことに。先ほどは気にならなかったのだが、今ははっきりと廊下にいる神楽の耳にも届いた。どこか苦しそうで、やはり腹でも冷やしているのではないかと心配した。

「ハァ、ハァ、ハァ……ハァ…………」

 呼吸音と擦る音以外は何も聞こえない。神楽は声を掛けてみようかと悩みながら、しばらく沖田の後ろ姿を見つめていた。

 いつからだろうか。沖田と何かとぶつかっている内に自分にとって、なくてはならない存在に変わっていた。しかし、それが恋であるとは認めたくはないのだ。それでもこうして心配して来るくらいなのだから想いは相当のものである。今も手を伸ばせばすぐ触れることが出来そうだ。何故触れたいと、近付きたいと思うのか。理由は知っているのだが…………

 それを素直に認めて好きだと言えば、何か進展があるかもしれない。そうは思ってはいても、神楽の《素直》は沖田の前だと逃げ出すようにいなくなるのだ。神楽はもどかしい気持ちになっていた。

「か、ぐら…………」

 突然、呼ばれた自分の名前に思わず飛び上がりそうになった。心臓が震え上がる。あの沖田が名前を呼んだのだ。

 もしかしてバレてるネ?

 神楽は沖田に気付かれてしまったのかと焦ったが…………どうやらそうではなかった。なにやら独り言のようで、ブツブツと言っている。神楽は何を言っているのか聞けないかと、思わず襖を開けてしまった。

 沖田の意識は全くこちらに向いていない。神楽は四つ這いで部屋の中へ入り込むと、ゆっくりと沖田の背後に迫った。随分と近い距離だ。沖田の荒い呼吸、そして何かを握る右手は上下に動いている。ここまで来ると沖田が何をしているのか、もう分かってしまった。

 後悔。だが、時既に遅し。振り返った赤い顔の沖田と同じく赤い顔の神楽。二人の目がしっかりと合ってしまったのだ。

「な、何やってんでィ……」

 沖田が問えば、神楽はキツく目を瞑って答えた。

「ちょっと、散歩アル」

「へえ、そうかィ。旦那もとんでもねえ獣を放し飼いにしてるみてえだな……」

 ベルトのガチャガチャと金属がぶつかる音が聞こえ、神楽はようやく目を開けた。だが、そこにはチェーン付きの真っ赤な首輪を持った沖田が、薄笑いを浮かべこちらを見ているのだった。

「女人禁制――――読めなかったのか、バカチャイナ」

 神楽は逃げようと思ったがあまりの出来事に腰が抜けてしまい、立つことが出来なかった。そうして沖田に易々と捕獲された神楽は呆気無く首輪を着けられると、犬のように鎖で繋がれてしまうのだった。




 神楽は部屋の隅で怯えるように膝を抱えていた。そして膝の間に顔を突っ込むと、沖田にべそをかきながら言い放った。

「銀ちゃんに言うアル!」

「いくらでも言え」

 正直、こんなことになったなど言えるわけがない。沖田のことを心配して部屋にまで押しかけ、更に隙間から覗いていると……自慰行為に耽っている沖田に捕まってしまったなんて絶対に言えない。神楽はどうすれば良いのか分からずに目に涙を浮かべていた。こんな状況を切り抜けられるほど大人でもないのだ。それに今なら分かる。沖田が何故自分の名前を呼んだのか。きっとつまり…………そういうことなのだろう。考えるだけで顔から火が出そうであった。こんなことなら知らなければよかった。そう思っているのだが、沖田は神楽に容赦なかった。鎖を無理矢理に引っ張られると、神楽は沖田の目の前に転がり出た。

「まさかテメーをこうして拝む事が出来るなんてなァ」

 膝立ちしている沖田は神楽を見下ろし不敵に笑うと、片手で器用にベルトのバックルを外しにかかった。

「心配すんな。大人しくしてりゃあすぐ終わる」

 その言葉に神楽はすくみ上がると尻をついて後ずさりをした。だが、すぐに首輪を引かれると沖田との距離が詰まる。

「そ、粗末なモン出してみろ! 噛み千切ってやるからナ!」

 そんな事を神楽が言うも、沖田には全く通用しないようだ。まだその顔からは薄気味悪い笑みが消えないでいた。

「そうかィ、ってことはその口で奉仕してくれるってことか」

「誰もそんなこと言って…………!?」

 沖田は目的の達成できなかった熱の塊をずらした下着の中から取り出した。神楽の目の前に腫れの引いていない肉棒が晒される。それが動くことの出来ない神楽の白い頬に擦りつけられると、ヌチャっとした体液が神楽を汚す。

「あ、あつッ!」

 神楽は驚いて声を上げるも沖田を見上げることが出来なかった。知っているのだ。男性が何故こうなってしまうのか。そして更に言えば、沖田が何を想いこうなってしまったのか。この自分自身である。きっとそうなのだ。こんなものを弄りながら名前を呼ぶなど、他に考えられる理由がなかった。と言うことは――――――神楽の頭に浮かぶのは、沖田が自分に惚れているのかと言う疑問だ。

 そ、そんなワケないダロ!

 そうやって否定してはみるが、心臓が大きく脈打ち、何かを期待している。すると突然体の奥底が熱を持ち、体が痺れるような感覚に包まれた。そして、それまで頬に当たる沖田の男根に恐怖を感じていたのだが、何故か喉が鳴り始めたのだ。その理由は分からない。ただふと見上げた沖田の瞳が燃える炎のように揺らめいているのを感じていた。見ているだけで焦げ付いてしまいそうな温度の高い瞳。それに吸い込まれそうになると神楽はふらついて、思わず頬に当たる陰茎を掴んだ。

「……遂にやる気になったか。人の恥部を好き好んで覗いてたんだ。今更恥ずかしいってことはねえだろィ」

「お前のなんて……簡単に握り潰せるアル……調子乗ってんじゃねえヨ……」

 そう口では言ったが、初めて触れる男の体に神楽は興奮を隠す事が出来なかった。どうすれば良いかなど分からない。それでもあまりの硬さと熱さに興味だけは尽きることがなかった。

「なんで、ピクピク動いてるアルカ……?」

 神楽は手の中にある沖田の陰茎が生き物のようにうごめいていて、それが不思議で仕方がなかった。軽く握ってみると、苦しそうに何かを訴えるのだ。神楽は驚いて沖田を見上げると先ほどよりも更にその瞳……いや、瞳だけではない、鼻先から頬から耳、顔中を赤く染めて神楽を見ていた。

「テメーこそ……なんで来た…………?」

 神楽は同じように真っ赤に染まった顔を横に振ると、何も言えないと言葉に詰まってしまった。沖田が気になって覗きに来たなど死んでも言えないのだ――――そう断言は出来なくなっていた。言えないが、言っても良いかもしれない、そんな気にはなっていたのだ。それは何故か。沖田の見せている表情のせいかもしれない。どうして自分を想い、こんなところを腫らし、そんな顔をしているのか。知識のあまりない神楽でも向けられる熱量から推測することは出来た。

「じゃあ、私も聞くアル。なんで、名前呼んだアルカ……私の名前……」

 神楽はゆっくりと指を動かすと、沖田の熱の塊をくすぐるように刺激した。計算されていない予測不可能な動き。そのせいか沖田の薄笑いにも余裕がなくなったように見えた。

「名前…………?」

 そう呟いた沖田の目は閉じられ、どこか神楽から逃れようとして見えた。だが、神楽の白い手にはしっかりと肉棒が握られており、神楽も今更その手を離すつもりはなかった。

 昼下がりの薄暗い部屋でイケナイ遊びに興じていることは分かっている。しかし、止める人間はどこにもいない。沖田も止めないでくれと願っていることだろう。神楽だってこの先を知りたいと胸を高鳴らせている。燃えるように熱い空気が二人を取り囲む。この部屋だけが灼熱であるのだ。いや、それは幻覚だ。実際には気温も徐々に下がり始めている。それにも関わらず二人の吐息は熱く、言葉も声も焼きつくしてしまいそうだ。

 神楽の白い手の中にある欲棒は膨らみを更に大きくすると……沖田が腰を動かして出たり入ったりと繰り返した。握っている手の中で、先から溢れ出る汁が潤滑油となりよく滑った。神楽はただ握っているだけなのだが呼吸を乱すと、今にも気を失いそうになっていた。

「かぐら、もっと、強く……握ってくれ……」

 沖田の唇から溢れる自分の名。神楽はそれをくすぐったいような気分で聞いていたが、言われるがまま従順に黙って強く握った。

 少しも嫌いじゃない。神楽はそんな事をぼんやりと考えていた。首輪を着けられ鎖で繋がれ、更にこんなものまで握らされているのに、だ。異常である。だからなのか、神楽は沖田に自分自身も触れられたいと考えるようになった。それはどこだって良いのだ。頬や髪、指や肩。唇だって構わない。鎖を掴む力ない手に触って欲しいと、神楽は沖田のモノから手を離したのだった。

 突然に終わった遊び。沖田は目を開けると、惜しむような切ない表情で目を細めた。

「…………へっ、ビビったのかよ」

 神楽はゆっくり体を伸ばすと沖田と同じように膝立ちした。もうオカシイ事は重々承知だ。熱さにやられて狂ってしまったのだろう。神楽は燃えるように赤いチャイナドレスのスリットから白い腿を覗かせた。この神楽の意味深な行為に沖田は眉をひそめると、何かを探るような顔つきになった。

「お前……嫌がる私の顔が見たいんダロ? だったら…………」

 そう言って神楽が沖田に更に近づき、体の正面を密着させると、そのせいで沖田のだらしのない陰茎が神楽のスリットの中へと姿を消した。神楽の腿に沖田の熱が触れる。すると次の瞬間、体を僅かに震わせた沖田は歯を食いしばり、何かに耐える表情になった。

「情けない顔ネ、こんなもんで漏らしてたら……私の相手は務まらんアル…………」

 強気な言葉を口に出したが、神楽も未知の出来事に心臓を激しく震わせていた。誰にも触らせたことのない場所に沖田の剥き出しの性器があるのだ。しかも何かよく分からないドロドロとした熱い液体が掛けられた。神楽は沖田の腕を掴むと、まだ余裕の見えない顔に言ったのだった。

「それで嫌がらせのつもりアルカ?」

 すると沖田は目を閉じたままニヤリと笑った。

「なら、こういうのはどうだ」

 沖田がそう言って神楽の腰をグッと引き寄せると…………神楽は沖田の胸に顔を埋めた。何事かと思っていると沖田の片手が神楽のスリットの中へと侵入を果たし、そして腿についた精液をすくった指が…………有無を言わさず神楽のパンツの脇から滑り込んだのだった。

 なぞられるだけで体が痺れる。指の腹が神楽の割れ目を前後に行き来すると、あまりの快感に目が眩んだ。思わず沖田を掴む腕に力が加わる。

「そう力むな……」

 だが、どうすれば良いのかなど分からない。神楽はただ呼吸を荒らげながら、体に押し寄せる快感に眉をひそめる事しか出来なかった。

「それが嫌がってる面かよ……」

 沖田のからかうような言葉が聞こえた。だが、反論しようと思っても神楽は口を開けることが出来なかった。開ければ――――――ダメだ。やはり開けられないと、下唇を噛み締めた。

 その間にも沖田の指は神楽の狭い膣内を出たり入ったりを繰り返し、刺激を与え続ける。いつの間にかその滑りもすっかりと良くなり、指一本を飲み込める程になっていた。それを入れたまま沖田は言う。

「獣なら獣らしく鳴いてみろよ、それとも鳴き方から教えこまねーとダメかねィ」

 それにはさすがに神楽も言い返した。

「誰が獣ネ、鳴き方なんて――――」

 そこまで言いかけた時だった。沖田の指が神楽の中で乱暴に動きまわったのだ。

「あッ、あン、あ……ああッ……!」

 神楽は赤い頬でだらしなく口を開けると沖田に必死に掴まった。自分が今どんな状況にあるのか冷静には判断できなくなっていた。神楽の柔らかな脳に突き刺さるような強烈な刺激。それが何も考えさせてはくれず、悲しいくらいに意識を飛ばす。ホワイトアウトする視界。しかし、沖田は絶えず指を激しく動かす。お陰で神楽の意識は引き戻された。

「ひでえ面」

 沖田が再び緋色の瞳でそう呟けば、神楽は悔しそうに口をきつく結ぶ。

「んんッ……ふンッ……はあ……はあ…………」

 しかしもう隠せない。沖田の胸に寄せる頬。そして、背中に回す腕。媚びるように発せられる嬌声。全てが沖田の為に用意したものなのだ。

「ま、また……ヘンに……んン……なっちゃうアルッ…………!」

 神楽はまたしても意識を飛ばすとグッタリと動かなくなった。さすがに刺激が強すぎたのだ。沖田に抱きかかえられている神楽は、しばらくそのまま体重を預けると、体に力が戻るのを待つのだった。


 あれから数分が過ぎた。神楽の首に絡まっていた忌まわしいチョーカーは外され、代わりに仰向けに寝かされた体を覆うように沖田が被さっていた。そして首周りに唇が落とされる。その感触がくすぐったいのだが、ヤメて欲しいとはもう思えなくなっていた。

「体……熱いアル…………」

 目を開けた神楽は沖田の瞳に宿る炎を見ながらそう呟くと、沖田も早く神楽に入れてしまいたいと言ったように上着を脱ぎ捨てた。

「結局、こうなっちまったか…………」

 沖田はそんな事を言うと首に巻いているスカーフもかなぐり捨てた。

「どういうこと……アルカ?」

 すると沖田は神楽の顔にグッと顔を近づけると、鼻先が触れ合う距離まで迫った。

「避けてたんでィ、いつかこうならない為にもおめェのこと」

 そして沖田は続けてこうも言った。

「一度でも抱けば、情が移っちまうだろ?」

「…………それはお前だけネ。私はそっちの方が、心置きなくお前をヤレるアル」

 だから、早く抱いてヨ。神楽はそう言いたかったのだ。

 まやかしを互いに見ているような異常さ。何がこうさせたのか、もう覚えてはいない。ただ惹かれ合う男女が密室で体を濡らしているのだ。抗う理由はどこにもない。

 そのはずだったが、大きな声が廊下から聞こえた。

「オイッ! 総悟ォオ! またサボってんだろ!」

 聞こえてきた声に沖田のこめかみには、くっきりと青筋が浮かび上がる。

「土方殺す……土方絶対殺す…………」

 神楽は慌てて体を起こすと身なりを整えて立ち上がった。そこで異常な空気も一変するかと思ったが、同じように身なりを整え立ち上がった沖田に腕を取られた。そして引っ張られると――――――唇に熱を感じた。

「次。次にこの部屋来た時は……そん時は、テメーの×××を俺の×××でしっかり貫いてやるから覚悟しとけ」

 そう言って沖田は刀を掴むと部屋から飛び出して行った。そんな沖田の余韻にまだ浸っている神楽は、沖田の言った『次』がいつになるのか、それに胸を大きく震わせると赤い顔ではにかんだ。

 この気持ちは間違いなく恋である。しかし、胸の疼きよりも体の疼きが上回り、いつまでも沖田の毒気が抜けない。早い所、注入されないと狂ってしまいそうなのだ。

 妙な痺れの残る神楽は、まだ帰れないと沖田の去った部屋で体を畳の上に寝かせた。そして、目蓋を閉じると、沖田のニオイの残る体に熱い指を這わせるのだった。


2015/08/01